ドライブ
更新日:2020.06.29 / 掲載日:2020.06.29

運転免許の取得はローンでも大丈夫?ローンの種類と取扱機関についてご紹介!

運転免許の取得はローンでも大丈夫?ローンの種類と取扱機関についてご紹介!

グーネット編集チーム

運転免許を取得しようと思っていても、取得に必要な高額の費用を用意するのが大変だと困っている方も多いのではないでしょうか。しかし、月々の金銭的な負担を少なくするためにはローンを組む方法があります。
ただし、実際にローンを利用する際には、メリット・デメリットを含めてきちんと情報を把握しておくことが大切です。

今回は、運転免許の取得に利用できるローンの種類や各取扱機関についてご紹介します。審査に通らない理由も解説しますので、運転免許取得でローンを検討している方はぜひ参考にしてください。

運転免許ローンとは?他にはどんな支払い方法があるの?

教習所に通って運転免許を取得するには、25~30万円の費用が必要です。学生に限らず、免許取得を決意しても、すぐに資金を用意できないという方も多いでしょう。

運転免許ローンを利用すれば、手元にまとまった資金がなくても教習所に通い始められます。利用する機関によって条件や特徴が異なりますが、運転免許ローンでは、教習所が提携している信販会社のローンを組むのが一般的です。実際に、市場の15~20%の方が教習所の提供する信販会社のローンを利用しているというデータもあります。

信販会社のローンは、教習所側にとっては費用の未払い防ぐことのできる安心な支払方法であり、ローンを組む側にとっても以下のようなメリットがあります。

メリット1:頭金がいらない
メリット2:支払期間・回数を自由に選択できる
メリット3:支払いの開始月を柔軟に指定できる
メリット4:特定目的ローンのため、未成年でも親権者の同意があれば申し込める

運転免許ローン以外の支払い方法

ローン以外の支払い方法としては、現金での一括払いと分割払いがあります。
現金一括払いは、オプション料金を含めた総額を入所時に現金で支払います。教習所の受付に持参して手続きをするという流れです。

現金分割払いは、一般的には入所時に入学金と学科料金を支払い、技能講習や検定の料金は予約を取るときに都度支払うという方法です。なお、現金での支払いの場合、金利手数料や審査はありません。

運転免許ローンの取扱機関は?

信販会社のローンのほかにも、運転免許を取得する際には以下3つの機関でローンが利用できます。

・銀行
・消費者金融
・大学生協

ただし、条件・必要書類・金利といった面を考慮すると、信販会社のローンよりもメリットが少ないので注意して選びましょう。

銀行や消費者金融のローンは「20歳以上・安定した収入」が条件となることがほとんどで、未成年は利用することができません。さらに、金利も信販会社のローンが約9.5%であるのに対し、銀行は借入額に応じて最大約12%、消費者金融では最大16.5%と負担が大きくなっています。

この数字から見てわかるように、銀行や消費者金融は運転免許ローンに不向きな部分が多いです。もし信販会社以外のローンを視野に入れているのであれば、十分に確認することが大切です。

大学生協のローンは大学生のみが利用できるローンで、実質金利が9.0%と負担が少ないという魅力があります。しかし、親権者の連帯保証人や特定の合宿免許でしか利用できないというデメリットもあるので、よく確認してから利用しましょう。

運転免許ローンの審査は厳しい?審査が否決される理由

運転免許ローンの審査は厳しい?審査が否決される理由

グーネット編集チーム

運転免許ローンには審査があり、申し込んだ全員が利用できるとは限りません。審査通過確率は、通学で取得する場合が80?90%、合宿で取得する場合が60?70%というデータもあります。ここでは、審査に通過できない理由を、過去と現在の2つのポイントに絞って解説します。

過去にローン返済の未納、もしくは遅延した場合

過去に支払いに関する事故や遅延があると、審査の通過が難しくなります。支払期日から61日目までに返済できなかった場合は長期滞納として信用情報機関に登録され、約定日に入金がなかった、金額が不足していたなど、直近2年分の支払遅延の情報が共有されます。心当たりのある方は、審査に通らない可能性が高いでしょう。

ローン審査では年収や環境が影響する

現在、以下の内容に該当していると、審査に通りにくくなる場合があります。今一度確認してみましょう。

・年収に対するローンの返済割合が約35~40%に達している
・勤続年数が短い
・居住年数が短い
・年齢に対して年収が少ない

まとめ

運転免許ローンはさまざまな機関で取り扱われていますが、総合的に見ると「信販会社のローン」がおすすめです。ただし、どの機関を利用する場合でも、一定の条件を満たしていなければ審査に通過できません。

過去の支払遅延や、現在の収入、勤務状況などに問題がないかあらかじめ確認し、スムーズに手続きを進めましょう。

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ